何巻ぐらいになるのかなおすすめ度
★★★★★
男子も読める源氏物語第2弾。
「雨夜の品定め」同性のことをビシビシに査定した紫式部はすごいが、手を抜かず全部漫画にした江川達也もすごい。
現代人には(そして光源氏にも)この時代の女の品定めは退屈な話なんですよ。
だって、現代人の私たちとは事情がぜんぜん違うし、光の君の女性の基準て「藤壺様」なんですから。
この帖、紫式部になにかいかすけないことがあったのかしら?とずっと前に別の本で読んだときに思ったくらいです。
現代の読者のわたしたちは、ふ~ん、こんな女がイケてたのか、というふうに、平安貴族の趣味などを知ってもらって、この後始まる「光の君のめくるめく女遍歴」の参考にするといいでしょう。2巻があるから3巻もあります。はやく「理想の女」に逢えるといいね、光くん。
帚木源氏になるなかれおすすめ度
★★★★☆
第弐巻は「帚木」。源氏54帖の読破を試みた者がこの第弐巻で挫折することを「帚木源氏」といいますが、その原因となる「雨夜の品定め」と呼ばれる女性談義は、この漫画で読んでも長かった!延々と全文劇画化された江川氏に天晴れといいたい。
すばらしい!良作!
おすすめ度 ★★★★★
届いてからずっと気に入っています
。他の方がコメントされているとおり、
ご参考になれば幸いです。大変お勧めですよ!!