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永井荷風 ウィキペディア

永井荷風 動画

墨東綺譚
墨東綺譚
<元気コメント>
永井荷風という作家の自由な生き方に共感してついついこの映画を見てしまいます。




墨東綺譚
墨東綺譚
遊郭に
「世の中の真実がある」というスタンスで映画が進行しますが
「遊郭に身を落とした人間は結局は幸せになれない」という結末を持ってくるあたり、見ていて少し辛い。ここを最初と最後に出てくるストーリーテラー役の「作家」にうまく語らせているところはうまい。
この映画のよさは、そんなところではなく、何気ないせりふが、かなり粋だったり、男と女、はいつでもどこでもそんなに変わらないということを語っている点です。
山本富士子さんの、引っ付くくらいの、男にまとわりつく愛情の表現はすごく良い。それが一番の見所です。あれくらい素直な愛情表現ができるといいねえ。




摘録 断腸亭日乗〈上〉 (岩波文庫)
摘録 断腸亭日乗〈上〉 (岩波文庫)
大正11年7月9日、森鴎外没。
「森先生は午前7時頃遂に紘を属せらる。悲しい哉」(紘は本来旧字で、糸へんに廣)
全集には振り仮名がなく、読みかたが分からず難儀したが、文庫は振り仮名があるのがいい。
属紘(しょくこう)とは臨終の意で、紘(新しい綿)を口や鼻につけて、呼吸の有無を確かめたことからいう。
以上、私註。

それはともかく、摘録ではいかにも物足りない。
荷風は東京では人気あるし、岩波が出さないならどこでも、全編文庫本で出したらいいのにねえ。





〓東(ぼくとう)綺譚 (岩波文庫)
〓東(ぼくとう)綺譚 (岩波文庫)
 「わたくし」=大江匡が、玉の井に通い始めるに至るいきさつは、執筆する小説の主人公が失踪して落ち着く先を取材するためと、隣家のラディオの音が気になって執筆や読書ができないというもの。ぷらぷら歩いていると突然の雨。いつも持ち歩いているこうもり傘を開いたそのとき、真っ白な首をつっこんで「入れてってよ。」と入ってきたのがお雪だった。
 明治生まれ・明治育ちの「わたくし」(荷風自身でもある)が、大正育ちの人々を「現代人」と批判し、特に震災後に復興した新しい町並みや文化を受け入れられずにいるのが、現代の便利な社会や若者文化に馴染めない中高年には何とも共感できる。
 ラディオの音のしない、風鈴と蚊の羽音だけが聞こえるお雪の家で過ごす時間は、初老の作家にとっても、客をとる生活をするお雪にとっても、何ともほっと落ち着く日常とは異なる別世界であった。
 今、「隠れ家風」の飲食店が流行だが、いつの時代も人は落ち着く隠れ家を求めるのだろうか。
 木村荘八の挿絵が見事で、ますます想像をかきたてる。行間もたっぷりとってあり、他社の文庫本よりもはるかに読みやすい。





思いがけずこんな 永井荷風 を夢で見た・・・!


CMソングで話題の 永井荷風。「全国ツアーをまわって、いろんな声を聞いて、それを受けて出来上がったのが今回のアルバム」
ファンからの質問コーナーでは、日常的にいたずらばかりしてマネジャーに怒られたことや、中高生に間違われたこともあるエピソードを披露して笑いが絶えなかった。

ほうほう、ようがんばってますなあ。ようするに、

『 千年後にも人間は「ああ、人生はなんというつまらないものだろう!」と嘆きつづけるにちがいない。そしてまた同時に、今とまったく同じように死を恐れ、死ぬことをいやがるにちがいない。 』( チェーホフ )

ってやつだね。えっ?違う??

真のダンディズムとは? 「永井荷風 ひとり暮らしの贅沢」
亡くなっているのが発見されたという永井荷風。 荷物には巨額の預金が入った貯金通帳があったという。 本書はそんな永井荷風の. 生前の暮らしぶりを. 遺品などの写真で追いかけたビジュアルブック。 彼がこだわった食、店、遊び場、仕事、部屋・・・ ...

永井荷風
永井荷風(1879~1959)小説家、随筆家。本名荘吉。別名断腸亭主人など。作品には、「あめりか物語」、「腕くらべ」、「墨東奇譚(ぼくとうきたん」や「断腸亭日乗」などがある。 荷風は、明治12年(1879)12月、すぐ左の細い道の ...

江戸芸術論(永井荷風)
永井荷風「江戸芸術論」 三谷一馬「江戸吉原図聚」 井原西鶴「好色一代男」 ■永井荷風は、のっけから わが国の西洋文明の模倣に日本文華の末路をなげき わが国の歴史の尊重は「ただ、保守頑迷の徒が功利的口実の便宜なるのみ」 ...

永井荷風が百年前に見たニューヨーク・2
今回は、前回に引き続き、永井荷風が百年前に書いた「あめりか物語」の「長髪」に登場する資産ある伯爵家の長子、藤ケ埼国雄がニューヨークで住んでいたビルを突き止めてみたい。 国雄は、在籍していたコロンビア大学にも来なくなってしまった。 ...

永井荷風と株式投資【春秋】
時流におもねず、権力にくみせず、市井の自由人として生涯を送った永井荷風には意外な顔がある。戦後、株式投資に熱中し、資金の出入りを取引台帳にしたためていたのだ。「新潮日本文学アルバム」に、その生々しい写真が見える。 ...

松本哉「永井荷風という生き方」を読んで
その人の名は、永井荷風。 「墨東綺譚」という作品名は文学史上で知っているのみで実際には読んだことがなく、その人物像は全くといっていいほど知りませんでした。 しかしこの「永井荷風という生き方」という本を手に取り、読んでみると、その人となりが ...

脆弱にして清楚!
てなわけで、夕方から読んでいた 永井荷風「江戸芸術論」 高橋克彦の解説によれば、 芸術論としてまとめて書いたものではなく、荷風の江戸芸術に関する随筆をまとめたものということで、各項について、やや温度差を感じるのは否めませぬが、 ...

朝勉(10/9)
(40字). 【勝手に解説】. 今回の春秋は、永井荷風の株式投資を引き合いに出し、世界的な株価下落について論じた内容となっています。 (1)永井荷風には株式投資に熱中していたという意外な顔がある。 (2)経済的基盤が第一、と思い定めていたに違いない。 ...

永井荷風という生き方
永井荷風の半生を描いた作品である。 こんなかたちの純愛もあるよなって思います。 ワシの大好きな新藤兼人監督作品です。 女優の墨田ユキ、きれいだったな~、今は引退してるらしいが、どこかで幸せに暮らしているのでしょうか。 ...

荷風の炊き込みご飯 / 吉田健一の顔
永井荷風である。これらを飯盒で米と一緒に炊き込んでしまうのが荷風流で、 食糧不足の折の得意料理だったそうだ。 「室内の塵を払ひ町の洗湯に行きかへり来りて茶など喫すれば日はいつか傾きまた晩飯の支度すべき頃とはなるなり(「断腸亭日乗」より)」。 ...

永井荷風








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