イーストウッド的アクションおすすめ度
★★★★☆
イーストウッドが怪盗に扮して、権力者の悪を暴くサスペンス。デイヴィッド・バルダッチの原作は、いわゆる「リーガル・サスペンス」物だが、ベテラン、ウィリアム・ゴールドマンの脚色は、本来の主人公である弁護士を削り、物語途中で姿を消す泥棒を主役に挿げるという大胆な設定の転換を施している。登場人物の多くが嘘をつき、他人を陥れようとするこのドラマで、ジーン・ハックマン、エド・ハリス、ジュディ・デイヴィスといった花も実もあるスター俳優たちが充実した演技を見せ、その中でこそ、イーストウッドの孤高のヒーロー性が際立っていく。物語後半は、主人公の神出鬼没ぶりが凄まじく、前半のリアルなタッチとの差異に齟齬を感じる観客も多いかもしれない。しかし「悪役がふと視線を上げるといつのまにかそこにいる」というパターンは、「荒野の用心棒」以来イーストウッドがくり返してきた必殺技であり、歪ともとれる展開もまた王道を行くものなのである。
出来は非常に良いです。
おすすめ度 ★★★★★
背筋にゾゾゾという感覚が走りました
!いや~、ほんと(・∀・)イイ!久々に良い買いモンをしました。
すばらしいものだと感じましたので☆5評価としました。