値段は高いですがそれだけの価値はあるとおもうので買いますよ劇場版も合わせて!!しかし一つ心配なのが…作品の出来はいうことないので心配しておりませんが…画像や音に関してはどうなのでしょうか…いくらブルーレイだからといってもやはり何十年前の作品ですからね…どこまで進化を発揮できるかが心配です。
あいつが、涙橋に帰ってくる。おすすめ度
★★★★★
「どうもゴロマキ権藤です。後藤真希ちゃんとは何も関わりは御座いません。へへ、ごめんなすって。あたしの稼業、まぁ世間様に胸張れるような商売じゃございませんが、そんなあたしにもね、「たったひとつ」、誇れるモノってぇのがある
んでさ・・。
あの矢吹丈とサシでやりあったという・・ほんとちっぽけな誇りでさ。あの、胃がひっくり返るくらいドッシリとした・・、すげぇやつを貰っちまいました。お客さん?あんたも矢吹さんの事、好きなのかい? ちげぇねぇ、そりゃちげぇねぇや。へへ。
もうすぐだ、あの人はあんたのとこに帰ってくるぜ。安心しな、この俺が受けあうんだ。
フラッと・・、ほんとにね。じゃ、周りがうるさくなってきやがった。ごめんなすって。
秋、秋らしい。矢吹さん。」
第一作劇場版のヒットと夕方の再放送の高視聴率と、諸事情により中断されたアニメシリーズの完結を求める声は盛上がり、1980年秋の新番組の目玉として制作されたのが「あしたのジョー2」でした。
キャストはジョーといえば余人に変えがたいあおい輝彦、おっちゃんに藤岡重慶、その他サチの白石冬美以外、一新されましたが、玄人好みの渋いキャスティング。当時としては先端の技術だったステレオ放送も話題でした。この時期、黎明期から日本アニメを築いてきた様々なクリエイターが様々な代表作を手にした時期でした。同時に若手スタッフの中にも後年大活躍するビックネームが活躍始めた時期でもあります。BD時代に毎回エンドロールを見るたびにびっくりすることしきりです。
CGもありません。が、絵作りに傾けた撮影、作画、選曲、それら含めての情感を醸しだす演出。
より、美しい映像として発売されること、うれしいのですが何よりこの作品が大きすぎて「あしたのジョー」自体をリメイクしようという話自体きいたことがありません。
夕日に消えたあいつが、涙橋に帰ってくる。何度もソフト化されて「必要ない」ソフトと呼ばれる声もありますが、時代を超えて普遍なものがあるんじゃねえのか、それは何なのか? 新しい世代に伝えるべき種籾としての役割をこの作品は担っているのではないでしょうか。
私は、ちょっぴり大人になり、ドヤの子供が好きで、西やおっつぁんが好きで、のりちゃんに好かれ
わけの解らない「意地」にこだわり、昨日を忘れられなくてあがき、それでもあしたを目指して走り出していくジョーが、カーロスと雪の中で戦った・・・あのギラギラとした野生児のジョー大好きです。
良い出来でした
おすすめ度 ★★★★★
今回の発売がすごく嬉しいです
。これは買わねばならないでしょう!
ご参考になれば幸いです。大変お勧めですよ!!