中でも、影の主人公とも言える、認知症のミスター・リー(シン・グ)が後半では、台詞が少ないながらも困難に陥ったボムやヨンシン、ギソを温かくサポートする側に回っていく。ラスト2話は号泣必至であり、それが不思議にも悲しみの涙でないことに視聴者は気づくだろう。
今まで見た韓国ドラマでここまでヒューマン性と、心の成長を捉えた温かいドラマを見ていない。生きることの希望を最大限に表現した魅力に溢れた最高の作品だと、私は思う。(^_^.)
泣けるだけでいいのかなおすすめ度
★★★★☆
韓国ドラマによくあるパターンの設定が底流にある。
天才的能力を持つ若手医師で、母親は財閥の事業家。心に傷を持ち、傲慢で協調性がない。
それが、逆境にもめげない素直で純真な女性に出会い、変わっていく。
違った味付けは女性がシングルマザーで、可愛い娘は輸血によりエイズを患っていること。
その原因を作ったのが医師の恋人であり、自身は医療ミスを悔やみながらガンで死ぬ。
エイズに罹っていることを島の人々に隠し、8歳の娘には、血を流した場合自力で対処するよう教え込む。
しかし痴呆症のひいおじいさんの口から島の人々にばれ、忌み嫌われることになる。
ドラマを通して、まだまだエイズに対して無理解と誤解があることを訴えたかったのだろう。
だが、緊急の輸血にしろ、病院側に医療行為に対する責任はないのだろうか。
後のケアや補償をしないのだろうか。
本人のせいではなくエイズになった少女を、母親と保健所の医師・看護師だけで守れるのか。
担任の教師や周囲の理解があってこそ、安全に学校生活が送れるはず。
前提となる事実設定に疑問があり、どうも話に同感しきれない気がする。
チャン ヒャクの兵役後復帰作だが、個人的には「大望」の一途で真っ直ぐな主人公役のほうががいいと思う。
医療問題のほかにいろいろ秘密を作って、話をくどくさせすぎである。
刺激的味付けがすきな国民性なんだろうか。
大変良く出来ています。
おすすめ度 ★★★★★
これが発売されるのを心待ちにしていました
。これは買わねばならないでしょう!
ご参考になれば幸いです。大変お勧めですよ!!