激レアなアルバム『飛び出せ!青春』ここにCD化!おすすめ度
★★★★☆
1~10は、70年代青春ドラマの金字塔「飛び出せ!青春」の放映中(72年11月)に発売された同名のアルバムのCD化。激レア、という以前に、存在そのものがほとんど知られていないアルバムではあるが、番組のメインライターである鎌田敏夫氏が構成・脚本を担当した、名場面の再現などによるミニドラマ―個人的には、ビギン=河野先生と森下(青木英美)との、しみじみとしたかけあいの部分がお気に入り―と、ほぼ全曲を故・いずみたく氏が作曲し(10曲中6曲の編曲を、いまやラテン・フュージョン界の大御所である松岡直也氏が担当)、河野先生や、サッカー部を中心とした生徒たちがうたう歌―マネージャー・畑野(降旗文子)、そして木次(沖正夫。のちの森川正太)のソロ曲あり―のパートとによって構成されている。全体に手作りの温かみのようなものが感じられて、聴いていると、あわただしい日々の暮らしの中で忘れかけていた何かを思い出させてくれるような、とてもいいアルバムだと思う(なお、ライナーには、このアルバムのオリジナル・ジャケットも載っており、お好みでそちらを表側にしてCDケースに入れておくこともできる)。
ただ、11以降は、このアルバムの後のボーナス・トラック的位置にあるようで、そのせいか選曲がやや弱い気がする。目下、「青春とはなんだ」から「飛び出せ!青春」「おこれ!男だ」までを網羅した『(青春ドラマシリーズ ソングブック)これが青春だ』が入手困難な状況にあるだけに、もうちょっとだけでいいから、がんばってみてほしかった。とりわけ、「飛び出せ!」のエンディングでよく流れていた、青い三角定規による「青春の旅」が収められなかったのは、かえすがえすも残念というほかない。
人生の応援歌おすすめ度
★★★★☆
生きていて幾度か絶望的な辛さに出くわすことがあります。そんな時なぜか口ずさみ、踏ん張れる元気をもらえる歌が 貴様と俺、帰らざる日のために です。この歌を歌うといつも見ていたあのTVドラマ、そして怖いもの知らずでがむしゃらに生きていたあのころを思い出し まだまだ、負けちゃいけない と勇気がわいてきます。このCDを見つけたとき、思わず申し込んでいました。我が人生の応援歌 ですから。よく言えば 青春とは何か から 俺たちの旅 あたりで充実してほしかったかな・・・。そこで星4つです。
凄いの一言
おすすめ度 ★★★★★
背筋にゾゾゾという感覚が走りました
。とにかくこれは絶対買いだ!
すばらしいものだと感じましたので☆5評価としました。