胸がすくがおすすめ度
★★★★☆
問題点とは何か。これを余りにも的確に言い表しているので、随所で頷き、
また、”そう!そう言いたかったんだ”という思いを代弁して、どんどん
言ってくれる。その点では痛快無比、読んでいて胸のすく思いだ。
例えば、「問題のある組織」を、”なるべく波風は立てたくない”という感覚
が支配している状態、と一言で表しているが、正にその通りだと思う。また、
「マネジメントに関する感度の悪い人」を、形式主義、権威主義、管理主義
といった”型”を重んじるタイプの人、と言っており、これにも大いに賛成
できる。更に、こんな問題ある組織であって、経営者がマネジメント感度の
悪い人の場合、解決の方法はほとんどないので、できるだけ早く辞めて逃げ
出した方がいい、と言い放たれており、思わず深い溜息をついてしまう。
しかし、事実はその通りなのだ。
さて、この問題ある組織を変革し、健全な活力ある組織に改善していくこと
が、文化及び風土改革であり、その一つの手法が詳細に記述されているので
あるが、この肝心な部分に可能性としての実感が湧いてこないのは、私の
所属する組織が、もう処置無しの状態にあるからなのかも知れない。
凄いの一言
おすすめ度 ★★★★★
まさに夢のコラボです
。このアレンジが秀逸の一品から感じたことは、素晴らしい才能の奥深さ、ということです。
すばらしいものだと感じましたので☆5評価としました。