妖怪が出てくるお話しは、進んで読む事はなかったのですが、このお話しは、怖いとか気持ち悪いとかっていうのが無いから、じっくり読む事が出来ました。祖母のレイコが気まぐれと寂しさで、妖怪と勝負して勝った時に奪った名前を書きためたのが、友人帳。それを孫のたかしが手に入れた事によって、たかしの生活が一変します。一番は、ニャンコ先生との出会い。ニャンコ先生といろいろな妖怪や人間と接して、人間も妖怪も大切に思う気持ちが強くなっていく様は、癒されます。久しぶりのヒットです。癒やされたい人は、ぜひ見てほしいです。ニャンコ先生、可愛すぎです。
｢妖怪退治｣に飽きた方はぜひおすすめ度
★★★☆☆
(総合5/10点)
第一話｢猫と友人帳｣★★★☆☆5/10点
アヤカシと人間という立ち位置にありがちな勧善懲悪モノとは
間逆にある孤独感､寂しさをゆるりと描く作風に興味津々｡
特にレイコとひしがきのほんの数分のやりとりで本作の
方向性を明確に描写している点に感心しました｡
定番の｢化けモノ退治｣作風に飽きた方におススメです
第二話｢露神の祠(つゆかみのほこら)｣★★★☆☆5/10点
信仰心を絶やさぬ見えなくも近い絆の温かさが染みます｡
視点を変えれば､なんとなく叶わぬ恋の切なさを感じさせられるのは
気のせいでしょうか｡幾星霜流れる年月の長さと想いの大きさに
なんだかしんみりさせられました
穏やかな風と温かな思いを感じる良作おすすめ度
★★★★★
まずタイトルにもある『友人帳』とはなんなのか？
これは主人公である夏目の祖母、若くして他界した夏目レイコの遺品である。レイコとは夏目のようにあやかしが見える言わば異能者であり、孤独と戦っていた。いつかレイコの目は人からあやかしに向けられるようになり勝負を仕掛け勝ったら名前を貰い服従させていった。友人帳に名前を記したあやかしはその名を呼ばれれば服従し、もし名前が破れれば身が裂けるという恐怖を感じていたのだ。その中にはレイコを恨む者もいればそうでない者もいたという。
(詳しく説明すると第一はの壮大なネタバレになるので控えます)
早くに両親をなくした夏目はレイコと同様に疎まれていたため親戚を転々とし祖母の故郷に住むことになったことからその友人帳を知ることになる。さまざまなことから夏目は名前を返すことを決意。その道中の出会いや別れが話の大筋となる。
私はあやかし物が好物で少々贔屓目で見ているかもしれないが、この『夏目友人帳』は特に気に入っている。作画の崩れも得になく温かな世界観はもとい背景と楽曲がすばらしくストーリーも精密に構成されており声優陣も含めスタッフには感心するばかり。
穏やかに流れる時間、人の温かな心、あやかしの純粋な思い、毎話とても感慨深いものがあり時にはハラハラするが最後は切なさと共に穏やかな気持ちにさせてくれる。自然と涙がこぼれてしまった。
今回収録されている第2話「露神の祠」には
懐かしさと共に忘れつつあった古き良き心を呼びこされたようでこみ上げてくるものがあった。
この作品が多くの方へ届くこと、特に若い方に観て頂きたい、そう願うと同時に素晴らしい作品を届けてくれたスタッフに無上の感謝をしたい。
素直にこの作品が好きです。おすすめ度
★★★★★
【オリジナルドラマCDのあらすじ】＊2008年9月19日現在の公式サイトの告知より
幼い頃から妖が見えてしまうがために理解されず、親戚をタライ回しにされてきた夏目。高校１年生の春、新たな引き取り先である佐野家にやってきた夏目を待ちうけるものとは。藤原夫妻に引き取られる少し前、ドラマCDオリジナルキャラクター佐野由人(CV.櫻井孝宏）の視点で描かれる切なく哀しいストーリー。
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原作が好きなのでアニメではどんな風になるかドキドキしていましたが原作を壊さないように丁寧に作られていたので安心してみることができました。
アニメならではの動きも音楽も、とても綺麗でDVDで何度も見たいと思えた作品です。
「完全生産限定盤」にはオリジナルドラマCDもついて来るみたいでそちらもとても楽しみです。
不思議な奥行きのある作品です。おすすめ度
★★★★★
わたしのなかで一番好きな作品です。
もともと原作ファンだったので
アニメになり美しい映像と音が加わっていて
感激しました。
にゃんこ先生もかわいさ倍増です☆
みどころをあげるのは、とても難しいですが、
あえていうなら、すべてです。
ストーリーもキャラクターも台詞もすべて
素晴らしい。こういう作品こそ評価されてほしいです。
出会えてよかったと心から思える作品です。
ただ残念だったのが、原作のすばらしい台詞やモノローグ
が所々カットされていたところです。その台詞の有無で物語の
深みが違っていたなと。
やはり原作もあわせて見ることをおすすめします。
アニメはこれから尻上がりによくなっていってる
印象なので、これからの巻がとても楽しみです。
はっきりいって、すさまじい出来です。
おすすめ度 ★★★★★
全般的に言うと初心者向けだと思います
。従来の伝統を引き継ぎつつ、バランスがうまくとれてます。
ホント満点を付けても良い出来です。
