が、今、改めてみてみると、一休禅師の晩年のエピソードである『正月の街角に髑髏』なんかもアニメで表現されてたりして(それはそれでむちゃな気もしますが)、製作側の『子供たちに伝えたいんだ!』という熱さは解れた気がします。
私には母上はいません。御仏もいません。おすすめ度
★★★★★
「おっぱいと兄弟げんか」、シリーズ屈指の大傑作です。これは、一休さんの自殺未遂とい
う、極めて深刻なお話なのです。これをリアルタイムで観て、小学3年生でした私は、一
休さんとともに泣き、苦しみました。この話を観ずして、一休さんの明るい姿の「重さ」は
本当には伝わりません。嵐の海、小舟を漕ぎ出す一休さん。BGMの琵琶の音。これは、命の
重さ、親子の関わり、時代の罪を見据えた脚本による、東映アニメ最大級の傑作です。
良い出来でした
おすすめ度 ★★★★★
出来は非常に良いです。このアレンジが秀逸の一品から感じたことは、素晴らしい才能の奥深さ、ということです。
すばらしいものだと感じましたので☆5評価としました。